ボクは思考する#3
晴天のもと、ボクは走りながら思考する。
今日は早い段階で、ボクの深く暗い部分に到達した。
それこそ、ここには書けないような、暗いところまで。
この所このブログに、走っている最中に考えたことを、書き連ねるようにしてから、思考が暗い方向へと向かっている気がする。
いや。
暗い方向に向かっているから、書いてまとめようとしているとも、とらえられる。
まぁとにかく今日は走りはじめから、ヘビィなことを考え始めてしまった。
内容が内容なので、ここには書かないが、それはもう、どろどろとうつうつと。
それでいて少しだけ前向きに。
どろどろな方向への前向き。
うつうつとした方向への前向き。
ぐるぐると思考する。
それでも家(帰るべき場所)に近づくにつれて、思考が上に向かい進み始めるのを感じることができる。
これもランニングの良いところだと、冷静に考える。
いかに辛くても、苦しくても。
ゴールに向かうという安心感が、走ることが終了する安堵が、思考を緩やかに引き上げてくれる。
そんな恩恵にすがりつつ、なんとか家につけば、気分はマイルドに。
苦しすぎないくらいの気持ちに調整された甘い感情。
明日からのボクを形成する大多数の暗い思考とほんのり灯った蝋燭ぐらいの暖かい思考を残して。
今日も思考を終了する。